劔志館伸心塾通信

∼剣道はお金がかかる～という誤解をとくのが今回のテーマ。

防具は高い、だからお金がかかる!?
この認識は全くの間違いであることを立証します。

子供用の廉価版ならセットで２万円台から。
まぁ普通のものでも、最近は約５万円あれば,まぁまぁな防具が手に入ります。
(だいたい安いのは中国製ですが）

セットで５万って高いやん

と考えた方はちょっと待って！
ポイントは「耐久性が段違い」ということ。

竹刀は消耗品、小手も長く使えば破れますが、
他は買い替えることがほとんどない。
胴なんか、私のお古を子供が使ってましたから・・・

～～～他の競技と比較したらどうなるのだろう～～～

野球とサッカーの関係者から
何をどれくらいの頻度で買い替えるのかヒアリング、
道具の価格を楽天で検索、
小学生１年から６年までどれくらいお金がかかるものか、
調査した結果がコレ。

剣　　道：　約１５.５万円
野　　球：　約２５万円
サッカー：　約２４万円

≪　費用の詳細　≫
剣道・・・１５.５万円の内訳
防具：２セット(約８万円）
道着・袴：２セット(約1.5万円)
竹刀袋・防具袋他小物：約１万円
竹刀：約2.5万円（６年間で3０本を購入と試算）
小手修理：３万円（手の内替え６回程度）

新入生剣道防具セット『令心』 6ミリピッチ織刺防具セット
野球・・・２５万円の内訳
ユニフォーム：３セット(約1.5万円)
練習着：４セット(約３万円)
スパイク：６足(約３万円)
トレーニングシューズ：６足(約３万円)
グローブ：４個(約５万円)
バット：３本(約３万円)
ヘルメット：２個(約１万円)
ソックス、ストッキング、グローブ、ケース他小物：約５万円

サッカー・・・２４万円の内訳
ウェア・ユニフォーム等：６セット(約１２万円)
スパイク：６足(約５万円)

トレーニングシューズ：６足(約２万円)
ベンチコート：２着(約２万円)
ボール：４個(約２万円)
ストッキング、バック等：約１万円

野球とサッカーを子供がやってた(やっている)という親御さんから聞いてみると、
「何しろしょっちゅう買い替える」
ので、一つ一つはそんなに高価じゃなくても
(高価な物ももちろんありますが）
お金が思っていたよりかかってしまう！という事でした。

もちろん、１０万円超～高いものでは１００万円を超える防具もありますが
小学生にそんな高価な道具を与えることもないですよね。


さらに兄弟姉妹で上から下におろしてゆくと、
さらにコストパフォーマンスは上がってゆきます。

「お兄ちゃんのお古はいやだ～」と言われてしまうやん、
と思ったあなたに魔法の言葉。

「使い古されて柔らかくなった防具の方が使いやすいねんで」
「使いやすい防具の方が早く上手になれるやろ」
「早く上手になった方が強くなれるやん」

そのせいか、
高１になって、初めて自分の防具を買って貰った三男坊は
中三段階で比べると、
上二人より圧倒的に強くなりましたね。

どんなの買えばよいのか良く分からない～と困ってしまいがちですが
大丈夫、聞いて下さい。
（ここで質問頂いても結構ですよ）

うちの道場、みんな気さくですから色々教えます

当道場主管のこちらもみて貰えれば、剣道の道具のことが色々わかります。

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